「日本の財布」と聞くと日本ブランドが制作する財布、又はがま口財布というイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか?
日本ブランドの財布は欧州有名ブランド品と比べて知名度は低いが、高いブランド料が無い事と日本の器用な職人が作る高品質さで長年使い込める事から、知っている人はリピートする程にハマる人がいる。
【参考記事】 日本製の革財布メンズ用おすすめ10選を徹底紹介!
今回特集したいのはそういったイメージの財布とは違うが、強烈に日本を感じる「漆」という日本の伝統工芸を使った財布を紹介したいと思います!
どの財布も上質な革をベースに漆によって染色、または模様を描いているので「革」の風合いと「漆」の風合いの両方を堪能出来る!
漆「URUSHI」・CYPRIS(キプリス)
漆の財布と言ったら日本で一番有名とも言えるのがキプリスが作る漆「URUSHI」の財布。
上質なヌメ革をベースにしているため、使い込むと革のエイジング(経年変化)と漆のエイジングが交わり唯一無二の風合いを出してきます!
数少ない1級技術認定職人が多数在籍する日本の工房で作るキプリス製の高品質な財布に、日本の伝統工芸の漆で染色をしている。
人気テレビ番組「マツコ&有吉かりそめ天国」で紹介されて以来、その圧倒的な美しさと天然漆で染色という特異性から話題を呼び知名度が一気に上がりました!
ちなみにテレビで登場したのはグリーンで、当サイトの記事「緑の財布メンズ用オススメ」でも紹介しているほどオススメの綺麗な色です。
しかも染色を担当しているのは漆界に革命を起こした長野の工房jaCHRO(じゃっくろ)の漆塗師で、木曽漆器で有名な日本の漆所である長野県木曽平沢の上質な天然漆を使用しています!
染色以外は一見王道のタイプに見えるが、カードポケットの形が折り紙を折った様な日本的なデザインになっている。
ラウンドファスナー長財布、長財布、二つ折り財布だけでなく、名刺入れやパス入れも同シリーズとして展開しておりますので、揃えると統一感が生まれます。
ラッピング無料でレビューも書くとケアクリームも無料で貰えるのも嬉しい!
漆シリーズの革製品の写真とスペック
価格 | 30,800〜72,600(税込、送料込) |
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革製品 |
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製作 | キプリス(CYPRIS) |
【参考記事】 キプリス(CYPRIS)の漆(うるし)を塗った革財布!漆URUSHI!
「極2」KIAWAMIⅡ・CYPRISCOLLECTION(キプリコレクション)
先程紹介した日本高級革ブランドキプリスと同じく、株式会社モルフォが展開する高級志向ブランドがキプリスコレクションです。
クロコダイル革やカーフなど高級素材を使ったシリーズを多く展開しています。
【参考記事】 キプリスコレクション(CYPRISCOLLECTION)の財布9選
そのキプリスコレクションに「極2・KIWAMI Ⅱ」シリーズがあり、戦国時代に武将クラスが身にまとっていた鎧や甲冑に使われていた特殊な漆塗りの革「黒桟革(くろざんかく)」を使用。
天然皮革に漆を何度も塗り込んでいき、その塗り込みによって革のシボ模様(凹凸)に凄みが増す事で独特の威圧感を放つ財布となっています。
また、内装の素材には高級素材カーフスキンの透明感のある表情によって外装の黒桟革とのバランスが絶妙に取れている!
極2シリーズとして各タイプの財布や、現代のキャッシュレス社会に便利なカードポケット付きのマネークリップ、財布以外では名刺入れやキーホルダーも出ています。
極2シリーズの革製品の写真とスペック
価格 | 5,280〜73,700(税込、送料込) |
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カラー |
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革製品 |
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製作 | CYPRISCOLLECTION(キプリコレクション) |
漆塗りの財布・CIMABUE graceful(チマブエ グレースフル)
最上級(CIMA)の雄牛(BUE)に優雅(graceful)を足したイタリア語のブランド名を持つCIMABUE graceful。
国内や海外といった世界中の最上級の牛革をデザイナー自らが直接見て厳選して使用しており、その厳選素材を東京の職人に限定して制作をしている。
上質素材を匠と呼ばれる職人が財布へと仕立てているので、とても高品質ながら高いブランド料も発生していないのでコストパフォーマンスに優れています!
【参考記事】 CIMABUE graceful(チマブエグレースフル)の革財布
CIMABUE gracefulが展開する漆の財布はCYPRISCOLLECTIONと黒桟革を使用しており、外装がブラックのみのCYPRIS製に対しネイビーも展開。
シボはやや小さめとなっており、その1つひとつのシボが小さなダイヤを散りばめた様な、独特の高級感が味わえる財布です!
ファスナーやホックなどの金具はゴールドを採用しており漆塗りの革とのコントラストによって更に高級感が増している。
財布の収納ポケットも特徴がありラウンドファスナー長財布では札入れの1つはサイドの片方の革をあえて無くし、お札の出し入れを通常の上からだけでなくサイドや斜めからも出し入れ出来ることで使い勝手が良い。
また収納力では札入れポケットは3ヶ所、カードポケットは18ヶ所、小銭入れ1ヶ所、マルチポケット3ヶ所と非常に優れている!
漆塗りの財布シリーズの革製品の写真とスペック
価格 | 31,320〜34,560(税込) |
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カラー |
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革製品 |
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製作 | CIMABUE graceful(チマブエ グレースフル) |
【参考記事】 チマブエグレースフルの漆塗りシボ型押しラウンドジップ長財布の紹介
【参考記事】 漆塗りの財布!メンズレザーストアのチマブエ製カブセ長財布の紹介
七宝柄、グリーン革印伝の財布・JIZAING×INDEN(ジザイン バイ インデン)
ルーツは奈良時代まで遡る鹿革に漆で模様を描く事で、強烈に日本を感じる甲州印伝を現代風にアレンジしたIZAING×INDENの財布。
縁起の良い七宝の文様という日本独自の文様が描かれており、光が当たると七宝の文様部分が美しく輝きとても綺麗です!
また、特注でグリーン革印伝も漆を使っており大人気となっています!
各タイプの財布が出ており豊富な種類から選べます!
例えば薄型長財布では小銭入れ付きにも関わらず厚さは約1cmという薄い財布で、スーツの内ポケットに入れてもカサ張らず綺麗な服のスタイルを崩しません!
漆塗りだけでなく京都の町並みが似合う様な財布全体から日本が感じられる財布が欲しい方にオススメです!
七宝柄、グリーン革印伝財布シリーズの革製品の写真とスペック
価格 | 1,512〜18,360(税込) |
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カラー |
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素材 |
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革製品 |
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製作 | JIZAING×INDEN(ジザイン バイ インデン) |
網代編みの財布・公長齋小菅(こうちょうさいこすが)
漆を塗るベースとなる素材は革ではなく竹!
日本古来から籠や家具など身の回りに多く存在する竹工芸を財布の素材に使う!
皇室に工芸品を収めるだけでなく、数多くの賞を受賞してきた世界的に有名な京都の竹工芸品メーカー「公長齋小菅(こうちょうさいこすが)」と、革財布の本場イタリアの工房とのコラボ作品です!
非常に丈夫な竹工芸技術の1つ網代編み(あじろあみ)を施した竹に漆で染色を施し、イタリアで天然牛革と組み合わせる事で、使い込む程にツヤを味を増す漆塗りの竹のエイジングと天然牛革のエイジングの両方が楽しめる!
編み込み財布が好きな方にも、有名なイタリアのボッテガの財布とはまた違うちょっと特徴のある編み込み財布としてオススメです!
【Pickup】 編み込み(イントレチャート)の財布おすすめ5選!ボッテガ以外!
竹×漆×革という唯一無二の特徴を持つ財布ですから、高級ブランドを含む他ブランドのどの高級財布と比べても魅力負けしない!
網代編みの財布シリーズの革製品の写真とスペック
価格 | 37,800〜75,600(税込) |
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革製品 |
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製作 | 公長齋小菅(こうちょうさいこすが) |
【参考記事】 公長齋小菅の財布!お洒落な竹の編み込み長財布紹介!
まとめ
日本的な格好良さを感じる漆を使って染色をした財布を集めて見ましたがどうでしたか?
テレビで紹介されたキプリスは知っていた方はいらっしゃったと思いますが、他の財布は普通に生活していたら知らない財布ばかりだと思います。
しかしどれも日本の優れる職人によって制作されている知る人ぞ知る名作ばかり!
どれも知人に自慢出来るだけでなく、エイジングを楽しみながら長く愛用出来ます!
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