革芸人の長財布！ナイルクロコダイル手染めロングウォレット！

キングオブレザー「クロコダイルレザー」に手染め染色を施し、美しくてカッコ良すぎるグラデーションブルーに染色！

この道30年以上の熟練職人が仕立てる事で素材の良さに引けを取らない高品質な作りによって完成するのが革芸人（KAWAGEININ）の財布です。

今回は革芸人が作る手染め染色の王道タイプ長財布「ナイルクロコダイル手染めロングウォレット」の紹介と評価をしたいと思います。

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革芸人（KAWAGEININ）の財布

制作している東京都板橋区に工房を構える革芸人は熟練職人が集まる凄腕の工房で2010年から活躍しています。

職人の高い技術だけでなく、普通の工房とちょっと違うのは一般的なレザーである牛革や馬革ではなく、最高級皮革とされるクロコダイルレザーを専門に使用している事。

クロコダイルレザーと言えば渋い大人向けで威圧感のあるイメージだが、革芸人ではそういったイメージの財布だけでなく手染め染色によりグラデーションブルーに染色されたお洒落で格好良い財布も制作しています。

外装だけでなく内装にもクロコダイルレザーを贅沢に使った王道型長財布ですが、他の財布とは違う高い技術によって仕立てられています。

札入れ部の両サイドのマチ（革が広がる部分）の形が一般的なマチとは違う事が分かります。

一般的にはマチは内側に折れ曲がるため、お札を入れた時に折れ曲がった部分が邪魔になりお札の角が当たってしまいます。

しかし、この財布のマチは内側に折れ曲がった部分がない風琴マチ（ふうきんまち）という日本伝統技術が使われています。

お札を入れる際に邪魔になる部分がなくスムーズに収納できお札の角が折れる事はなく、革の重なりが少なくなり結果として財布の薄型化に繋がっています。

カードポケットの形もデザイン性に優れるだけでなく、カードを取る際に指が入りつかみやすい様になっている。

クロコダイルレザーはエルメスが使用しているナイルクロコという美しい鱗模様が特徴の高級品。

エルメスではニロティカスという学名で表記しているのでこちらの名前で聞いたことがある方もいらっしゃるのではと思います。

このクロコダイルレザーは海外品の粗悪品、偽物が多く出回っている事で注意が必要で、購入後に実は違う革だったと後悔する可能性があります。

革芸人ではJRA表示の日本で製造している正真正銘の本物のクロコダイルレザーを使用しています。

このJRA表示はワシントン条約の規定に基づき輸入された革を使い、日本で製造している上質な皮革の証です。
一部でも国外で製造して輸入した場合は表示されません！

美しいニロティカスの表情と、上質な革だけに現れる使い込む程に革の味を増していく変化が楽しめます！

革芸人の財布は普通に生活していたら知る機会は少ないでしょう。

東京の小さな工房の財布ですから、欧州高級ブランド程の知名度は持ってないですし大量生産も出来ません。

この様な財布は、日本の職人が作る上質な革製品を集めるセレクトショップ「メンズレザーストア」が集めており紹介しています。

京都の染め師が藍色に染める牛革を使った製品を作るBluestone（ブルーストーン）や、珍しい象革の財布も作っているLE’SAC(レ・ザック)など「何か」に特化した工房が多い。

知名度ではなく、小さな工房でも職人の高い技術で作られる財布が集まっているMLSの中で、革芸人はクロコダイルレザー専門という特に個性的な工房として知られる。

クロコダイルレザーは高級感が非常に強く魅力的ですが、その反面で「池田工芸のクロ」の様に威圧的な魅力も持っていました。

しかし手染め染色のグラデーションブルーは威圧的な雰囲気はなく、高級感はそのままにお洒落な雰囲気を出しています。

お洒落ですのであらゆる場面で気にせずに使えるので使い勝手も良いと思います。

また、使い込むほどに魅力的に変化するので何年も使うとその人らしさが出てくる事が面白い。

高級ブランドでクロコダイルの財布を購入しようとすると、桁違いに価格が高いですが10万円台で手に入るのでコストパフォーマンスにも優れています。

しかも子供の代まで使える様に設計されている丈夫な財布ですから何十年と使い続けられますので、とてもお得だと思います。