毎月大人向けのメンズ雑誌に掲載されているココマイスター(COCOMEISTER)というブランドを気になっている方は多いでしょう!
雑誌でよく見るけど海外高級ブランド品の様な高い知名度は無いため、雑誌の財布が凄く格好良いけど「そもそもココマイスターってあまり知らない、どういう特徴のブランドなの?」。
ココマイスターの記事を100本以上書いている当サイトが分かりやすく詳しく説明します。
この後しっかり説明しますが簡単に言うと「日本の職人の中でも特に優れる職人を集めて、世界や国内の一流の革を使っている革財布が人気の高級革製品ブランド」です。
公式サイト ココマイスター(COCOMEISTER)
ココマイスターとは?誰が代表者なの?
ココマイスターは東京都南青山にある日本高級革製品ブランドで、株式会社ルアンジュが創設し自社運営しています。
代表者はデザインも品質管理も担当している「林 佑磨(Hayashi Yuma)」氏。
創業は2011年とまだ歴史が浅いながらも革製品を年間10万本も販売しており業界一人勝ちと言われる程の人気ブランドへと押し上げた代表者です。
つい企業側が考えてしまう革製品の無駄なコスト(費用)を抑えるのではなく、逆にコストを掛けてこそお客様が満足出来る製品が作れるという考えを持っています。
そのため、とにかくコストが掛かってでも「良い革」と「良い職人」を他ブランドから勝ち取り「良い革製品」が出来上がる方程式を作り上げる事で、製品を買った方を満足させてきたブランドです。
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ココマイスターの財布デザインの特徴
財布のデザインは革の高級感を全面に押し出すシンプルデザインで、古き良き時代を感じるクラシカルな雰囲気を持ちます。
また、使えば使うほどに革が味わいを出して魅力的な革財布へと変貌を遂げる経年変化(エイジング)が楽しめる事と、一生使える程に丈夫に仕立てられている。
そのため「経年変化をさせて自分が財布を長年育てていきたい」という、新品が一番楽しいのではなく、買ってからが楽しい革製品という特徴があります。
ブランドロゴを全面に押し出す高級ブランド物の財布とは違い、派手さは無いものの財布から自然と放たれる高級感が魅力であらゆる場面で使えるので、落ち着いた大人の男性にとても人気があります。
実際に購入される方では、議員の方が購入したり宮内庁に務める方が天皇陛下にお会いになる時に持つ鞄として購入したりとされていますが、コストパフォーマンスに優れるので主婦の方が夫へのプレゼント用に選んだり革が好きな男性が選んだりと幅広い方に選ばれています。
永年修理保証制度
ココマイスターの製品には無料で入れるココクラブという会員サービスがあります。
一般的なポイントが溜まって使えるという制度だけでなく、永年修理保証制度というサービスが受けられます。
製品の品質を永久に保証しますという品質に自身が表れている特有の制度で、こちらの使い方が原因の場合は有料ですが、もしこちらに非がない不具合なら永年無償で修理をしてくれます!
リピーターがとても多いのでポイントが貰えるだけで嬉しいのですが、更に永年保証制度も付いているのはとても心強いです!
メディアでの掲載
メディアではメンズ雑誌のMEN’S EX(メンズイーエックス)、レオン(LEON)、サファリ(Safari)、メンズプレシャス(MEN’S Precious)等の掲載や、福山雅治主演の映画で使用されたりしています。
ブランドのロゴ
ブランドのロゴはココマイスターのロゴと革製品シリーズで特有のロゴを持っています。
例えば一番人気のシリーズである2つの高級牛革を使ったロンドンブライドルシリーズでは「馬と貴族」、またマルティーニシリーズの財布ではカラーのテネシーとバーボンだけに採用されているカラー限定ロゴ「オーク樽と葉巻を嗜む紳士」もあります。
その他にも多くのシリーズ別のロゴが存在しておりどれも格好良いものばかり!
このロゴは金属加工職人が真鍮削り出しで作るロゴの型で、最適な圧力で製品にロゴを型押ししている。
歴史が浅いのに良い製品が出来る仕組み
エルメスの様に200年近い歴史を持つブランドとは違い、歴史は浅いのになぜ人気があるのかというと、センスの良いクラシカルなデザインと、先程説明した通りコストを掛ける事で出来る高品質の製品によるもの。
代表の林佑磨氏の品質管理はとても厳しく、海外高級ブランドよりも品質意識が高いとされています。
しかも高品質の高級革財布なのに海外高級ブランド品に比べて価格が安い!
これは革製品を買うお客側からしたら良い事しかない!
今現役の最高の職人を集めた
歴史が浅いのに良い製品が出来る仕組みで、更に詳しく説明するといくら歴史のあるブランドだろうが歴史の浅いブランドだろうが在籍している職人の寿命は同じです。
歴史が100年以上あるブランドの工房には、創業当時の職人が腕を磨き続けて今も生きているという訳はありえません。
ココマイスターはとにかくコストを掛けてでも「今、現役で活躍できる超一流の職人」を集めるため、世界でもトップクラスの実力を持つ器用な日本の熟練職人の獲得に力を入れ、少数精鋭の最高の職人集団を作り上げました。
腕が良いのであれば、品質にこだわり過ぎるあまりに他ブランドをクビになったという、頑固な職人さんも獲得しているそうです。
同じ素材を使った同じ形の財布でも職人が違うと全くの別物となります。
ココマイスターの革製品はシンプルなデザインなのに製品が放つ高級感が凄いですが、素材の良さだけでなく他ブランドから勝ち取った凄腕職人の高い技術による賜物です。
良い革が集まる仕組み
年間10万本もの革製品を売るココマイスターは革を一定数安定して仕入れているため、革を制作販売してるタンナーからすればいつも沢山購入してくれる大切なパートナーという存在です。
大切なパートナーにはタンナー側が作った革の中でも特に良い革を入れてくれますのでココマイスターの革はとても良いと言われています。
例を1つ上げるとすれば、高級牛革として有名な英国製ブライドルレザーがあります。
ロウが浮き出るマットな雰囲気と経年変化によって生まれる光沢が楽しめるという人気の牛革だけあり類似品を含めれば一万種類もあるとされている中、ココマイスターでは本場英国製使用はもちろんですが最高級のブライドルレザーを使っています。
また良い革を毎月一定数仕入れて製品を作り続ける事が出来るので、もともと高い技術を持つ職人の腕が鈍ることがなく、むしろ更に技術を高めているそうです。
メンズ用ラウンドファスナー長財布開発という挑戦
ココマイスターはメンズ用ラウンドファスナー長財布を開発し販売をした日本で初めてのブランドです。
今では男女で人気のラウンドファスナー長財布ですが、昔はレディース財布を象徴する形だったためメンズ用を作っても売れないと職人からも反対がある程でした。
周囲の反対を押し切って本革のメンズ用ラウンドファスナー長財布を日本で開発して販売し、世に広めた立役者と言われています。
ちなみにココマイスターで最も売れている財布はブライドルレザーシリーズのラウンドファスナー長財布「ブライドルグランドウォレット」です。
この財布は累計販売4万5千本以上!売上額で言うと15億円!
公式ページに寄せられたレビュー数は5千件以上あるにも関わらず、評価は5段階評価で4点後半という、全員近い人が満点を付けているという凄い数字を叩き出している!
【参考記事】ココマイスターラウンドファスナー長財布おすすめ12選!
ココマイスターにレディース用はない?
ココマイスターは全部メンズ用ですが、編み込み財布のマットーネシリーズの財布はレディースでも使えるでしょう!
編み込み財布は他の海外高級ブランド物もありますが、ココマイスター製はとても人気があり海外品よりも良いという意見が多い。
また、ココマイスターレディース部門のココデュラン(Doullens)を展開しており、こちらはすべてレディース用に作られております。
色が華やかで美しい財布を制作しています。
【参考記事】ココマイスターのレディース!ココデュランの革財布徹底紹介!
ココマイスターの財布の購入方法
ココマイスターはAmazonや楽天では販売しておらず、また百貨店などに小売店もありません。
購入するには公式サイトで購入するか直営店に言って購入するかのどちらかになります。
中古品ならメルカリやリサイクルショップで手に入れる事も可能でしょうが、経年変化を楽しむ革財布というのが魅力なので、すでに誰かが経年変化をさせた財布はココマイスターの財布を買うメリットが半減してしまいますのでオススメできません。
オススメは公式サイトでのウェブ販売です。
商品1つひとつの説明ページがとても丁寧で写真も沢山使って詳しく説明してくれていますし、各ページで実際に購入された方のレビューが見れますので参考になります。
またウェブだけの限定商品も出ています。
ただスマホで見るとパソコンサイトしか見れないので気になる人は少し見にくいかもですが、十分見やすいと思いますし、2019年にスマホサイトも出来上がるという噂もあります。
送料は3万円未満なら630円で3万円以上なら無料で、しっかりした梱包で届けられますしラッピングサービスも無料!
直営店まで行く移動費を考えたらウェブ販売の方がお得です。
もし直営店に行ってみたいという方は「ココマイスターの財布って何処で売ってるの?」の記事を御参照下さい。
まとめ
ココマイスターがどういったブランドなのか、どういう製品制作スタイルなのか、どういった財布が販売されているのかなどを詳しく説明させて頂きました。
品質のためのコスト重視で一流の革と一流の職人を集め、今も最高品質で美しい経年変化が楽しめる革製品を制作されています。
日本の中でも特に優れる職人を集めた最高の職人集団が一流の革を使っているので、海外高級ブランド物に負けない革財布を制作していますが、高いブランド料が発生していないので価格が安い。
実際に良い商品なのに「価格が安い(もっと高くても良いじゃないか)」という前代未聞のクレームがあったそうです。
コストを掛けて制作しているにも関わらずコストパフォーマンスに大変優れているのでとても魅力的なブランドと言えるでしょう!
公式サイト ココマイスター(COCOMEISTER)